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去年の年末あたりから、まえまえから気になっていたセカンドライフを始めてみた。
セカンドライフとは、ネット上のバーチャル空間で、世界中の人がアクセスしている、
リアルタイムで会話のできるソーシャルネットワーキングシステム(mixiのようなもの)。
ミクシーがコメントを残して文通のように会話をするのに対して、
セカンドライフはライブでチャットで会話ができる。
友達になるとお互いがログインしているのがわかるので
落ち合ってどこかへ行ったり、話しかけて会話をすることができる。
特徴的なポイントはいろいろあるんだけど、
一つにはセカンドライフ内のみで使われている専用の通貨があること。
これは実際に貨幣価値があり、ドル、さらにはドルを通して円やその他の通貨に換金できるので、
セカンドライフの中で経済活動が盛んに行われている。(ショップ、不動産、そのたあらゆる思いつく商売)
それから、セカンドライフの中では誰でもモノを作ることができること。
セカンドライフが、ゲームと全く違うのはこの点だとおもう。
ユーザーは基本的に自分というアバター以外なにも与えられていなくて、
セカンドライフ内にあるものはすべてどこかの誰かが作ったものなのだ。超インタラクティブ。
たとえば家、家具、服、動き。買うもよし売るもよし。
自作のスライドギター
自作のライブ用俊治アバター&スズキモデルのギター
もう一つが私が一番面白いと思う点で、
世界中の人といきなり出会って話したりやりとりができること。
会話の中で自分は音楽家だと言ってmyspaceのアドを教えると
相手は「ちょっときいてみるね」といってたいていその場で聴いてくれる。
それから「すごくいいじゃない!」的な事を言ってくれる人がほとんどなのに、びっくりした。
もちろん本人にダメとは言いにくいだろうし、会話はつたない英語でのチャットだけど、
でもなんとなくニュアンスで、音を聴かせたときの感触は悪くない。寒くない。
たぶんいきなり知り合って聴いた割にはちゃんとしてるからびっくりするのかな。
ともかく音楽ってもともと形がないから、特にネット上で共有するのに適しているんだなと実感した。
あとジャパン受けもいいよ。みんな日本には興味を持ってるらしい。
これまでに友達になった人は、トルコギャル、NYのアーティスト、フランスの早口なミュージシャン、イタリアの軍隊の医療関係者、コロンビアの腐女子ガール、アフロアメリカンの写真家、イスラエルの青年、メキシコのジャズシンガー…など多種多様の人々がいるのだけど、
中でもNYのアーティストで美術学校の先生をやってる人と仲良くなって、
文科系同士、なんか通ずるものがあるような気もして、彼にはCDを直接NYに送ってみたりした。
なんかよく分かんないけどすごくいい人でラジオとかもっていくとか言ってくれている。
そんな良心が地球にまだ残っていると知れただけで嬉しい。
年末年始にはセカンドライフ内でライブもやったりした。
これも世界中の人が、起きてる時間ならば誰でも見られるわけで。
英語の曲が多いせいか、意外に海外の人などからいい反応をもらったりするのに驚いた。
やはりアメリカやヨーロッパの音楽に影響されているわけで、その本家の人たちが
普通にいいねっていってくれるってことはすごくうれしい。
あこがれのアメリカでのライブのオファーももらって実現したし!
セカンドライフ内だけど。
感じた事はとにかくもう時差も距離もない、っていうこと。感覚的なことでね。
少なくともセカンドライフをやっている間はみんな同じ体勢でパソコンの画面を見ているわけで
お国柄とか関係なく、生活の中の一部のスタイルを共有しているわけで。
世界が少し近くに感じられるようになった。
おはようとかおやすみとか、みんな言うタイミングがバラバラだし、
そういう瞬間に、知らない地球のどっかにも人々が暮らしているんだなーっていうことに
リアリティーが持てるようになった。
そんな平和的な人ばっかりでもないのが世の中なのかも知れないけど
でも、意外に地球の人たちって普通に自分と同じように生きてるのね。
ねえさん、すごい時代です。
またそのうちライブをやるとおもうので
よかったら覗いてみてください。
あ、あとこのサウンドルーム、私が作りました。
玉の中にはいるといろんな音がするという仕組み。
日経BPという雑誌の建築コンペの企画でデモ作品として参加したんだけど
こんどカナダのデジタルアートフェスにもチームとしてまとめてノミネートされたみたい。
日経エンターテイメントでも取り上げられる予定らしいです。
機会があれば見てみてください。
部屋の方も見れれば是非。
http://slurl.com/secondlife/nikkeibp/31/191/25
セカンドライフとは、ネット上のバーチャル空間で、世界中の人がアクセスしている、
リアルタイムで会話のできるソーシャルネットワーキングシステム(mixiのようなもの)。
ミクシーがコメントを残して文通のように会話をするのに対して、
セカンドライフはライブでチャットで会話ができる。
友達になるとお互いがログインしているのがわかるので
落ち合ってどこかへ行ったり、話しかけて会話をすることができる。
特徴的なポイントはいろいろあるんだけど、
一つにはセカンドライフ内のみで使われている専用の通貨があること。
これは実際に貨幣価値があり、ドル、さらにはドルを通して円やその他の通貨に換金できるので、
セカンドライフの中で経済活動が盛んに行われている。(ショップ、不動産、そのたあらゆる思いつく商売)
それから、セカンドライフの中では誰でもモノを作ることができること。
セカンドライフが、ゲームと全く違うのはこの点だとおもう。
ユーザーは基本的に自分というアバター以外なにも与えられていなくて、
セカンドライフ内にあるものはすべてどこかの誰かが作ったものなのだ。超インタラクティブ。
たとえば家、家具、服、動き。買うもよし売るもよし。
自作のスライドギター
自作のライブ用俊治アバター&スズキモデルのギター
もう一つが私が一番面白いと思う点で、
世界中の人といきなり出会って話したりやりとりができること。
会話の中で自分は音楽家だと言ってmyspaceのアドを教えると
相手は「ちょっときいてみるね」といってたいていその場で聴いてくれる。
それから「すごくいいじゃない!」的な事を言ってくれる人がほとんどなのに、びっくりした。
もちろん本人にダメとは言いにくいだろうし、会話はつたない英語でのチャットだけど、
でもなんとなくニュアンスで、音を聴かせたときの感触は悪くない。寒くない。
たぶんいきなり知り合って聴いた割にはちゃんとしてるからびっくりするのかな。
ともかく音楽ってもともと形がないから、特にネット上で共有するのに適しているんだなと実感した。
あとジャパン受けもいいよ。みんな日本には興味を持ってるらしい。
これまでに友達になった人は、トルコギャル、NYのアーティスト、フランスの早口なミュージシャン、イタリアの軍隊の医療関係者、コロンビアの腐女子ガール、アフロアメリカンの写真家、イスラエルの青年、メキシコのジャズシンガー…など多種多様の人々がいるのだけど、
中でもNYのアーティストで美術学校の先生をやってる人と仲良くなって、
文科系同士、なんか通ずるものがあるような気もして、彼にはCDを直接NYに送ってみたりした。
なんかよく分かんないけどすごくいい人でラジオとかもっていくとか言ってくれている。
そんな良心が地球にまだ残っていると知れただけで嬉しい。
年末年始にはセカンドライフ内でライブもやったりした。
これも世界中の人が、起きてる時間ならば誰でも見られるわけで。
英語の曲が多いせいか、意外に海外の人などからいい反応をもらったりするのに驚いた。
やはりアメリカやヨーロッパの音楽に影響されているわけで、その本家の人たちが
普通にいいねっていってくれるってことはすごくうれしい。
あこがれのアメリカでのライブのオファーももらって実現したし!
セカンドライフ内だけど。
感じた事はとにかくもう時差も距離もない、っていうこと。感覚的なことでね。
少なくともセカンドライフをやっている間はみんな同じ体勢でパソコンの画面を見ているわけで
お国柄とか関係なく、生活の中の一部のスタイルを共有しているわけで。
世界が少し近くに感じられるようになった。
おはようとかおやすみとか、みんな言うタイミングがバラバラだし、
そういう瞬間に、知らない地球のどっかにも人々が暮らしているんだなーっていうことに
リアリティーが持てるようになった。
そんな平和的な人ばっかりでもないのが世の中なのかも知れないけど
でも、意外に地球の人たちって普通に自分と同じように生きてるのね。
ねえさん、すごい時代です。
またそのうちライブをやるとおもうので
よかったら覗いてみてください。
あ、あとこのサウンドルーム、私が作りました。
玉の中にはいるといろんな音がするという仕組み。
日経BPという雑誌の建築コンペの企画でデモ作品として参加したんだけど
こんどカナダのデジタルアートフェスにもチームとしてまとめてノミネートされたみたい。
日経エンターテイメントでも取り上げられる予定らしいです。
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