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いやいや〜おつかれさまでしたー!
たのしかったねーー!!
というわけでほくほく気分で韓国との別れを惜しみつつ空港へ。





ソウルは大都会ですが真ん中にデッカい河が流れています。
空港への行き来のときはいつも霧につつまれたこの河の横を走るのです。



空港に到着〜。
先月の訪韓からつづいたこのプロジェクトもとうとう最後です。
今回で7回目になる韓国。
また次はいつ来れるかな。

いろんなことを噛み締めながら飛内に乗り込んで
ゆっくりと飛行機が移動を始め、うたた寝しだしたその時、アナスンスが流れる。
「機体に機器の異常が見つかりました。一旦車庫にもどり機外に降りていただきます。」
え〜〜。
眠い頭でぼんやり言われるまま飛行機から降りる。
その時点で出発予定時刻から1時間以上経っていた。



体調不良をうったえた機体。
まあ今日の夜は特に予定はないし、落ちる前に見つかってよかったよかった。
「とりあえずこれで食事しててください」と1500円ほどの食券をわたされる。
ラッキ〜〜♪みんなでウキウキ食堂へ。
どこまでも食い倒れがついてまわるこのツアー。


たこ丼を注文。
美味しいのだけど、漬け物系もほとんど真っ赤で休めない辛さ。


海鮮丼は醤油ではなく、これまたホットな唐辛子のソースをかけてまぜていただくビビンバ風。
一応和食のカテゴリーの中にあったんだけど、しっかり韓国料理でした。


さすがに心なしかお疲れ気味のみなさん。

くったくった〜なんて言ってのんきにかまえてたら
飛行機から預け荷物のコンテナが外に出され始めている。
あやしい雲行き……まさか。

同じ便の人々から口コミで「欠航」が知らされる。
はァ〜欠航ですか。
はっきりとしたアナウンスもなく、突然のことでみな状況を把握できずポカーン。
「いやーこのキムチ明日までって言われたのにこまっちゃうよな〜」
「そんなことよりもっと深刻な人がたくさんいるよ〜」
と熱帯魚柄のカラフルなシャツに白いスーツのバカンス風なおじさま一行がぼやく。
するとすかさず
「そうですよね〜〜!!!ちょっとーちゃんと説明しなさいよ!!!」
と私の目の前にいる女性が、
のんきな会話の流れには全く似つかわしくない大きな声で突然声をあげた瞬間から
あたりが一瞬にして緊張感につつまれ、これがタダ事でないことをみんながようやく悟り始めた。
「Is there any person can speak Japanese!!!!???」
彼女の声は震えていたがさっきよりも大きくなっていた。興奮が興奮を呼ぶ…。
 
韓国語メインでなんとなく説明するもグズグズのANAの職員。
さっきまで流暢に日本語を話していた韓国人職員も日本語が片言になっている。
日本人はいっさい気配を見せず。

ようやく「日本語」「韓国語」というマジックで手書きの画用紙をもった人がやってきて
言語でチーム分けして、たどたどしい日本語であいまいな説明を始める。
どうやらハイヤットに泊まらせてくれるらしい。
ラッキ〜〜♪
喜ぶメンバー。

次の展開としてはホテルに泊まる事以外見えていない中、
言われた通り免税品など引き渡しの手続きにうつる醤油味の日本人組。
しかし韓国語チームを覗くとなにやらずっーと言い合っている。
日本語のわかる人が解説してくれたところによると
次の飛行機がどうなるか説明があるまではここを動けない、説明をしろ、飛行機を出してくれ、
と交渉しているらしい。
さすが唐辛子の国。ホットだぜ。でももっともだ。
私にも着火し、次第に不安と怒りがリアルになってくる。

「わーい早くホテルいこーいこー!イエ〜イ」
ブラジル育ちのメンバー達はノリノリ。
各反応にお国柄が出ていて面白い。

最終的に24時間後に飛行機がでることが決まる。保証されているのはそのための宿と食事のみ。
空白の24時間に関してはノータッチ。急ぐ人は自腹でどうぞとのこと。
払い戻しも無理。すべてが無理の一点張り。
憤るジャパニーズビジネスマン。

そんなこんなで空港で7時間ほど過ごしたあと、
1時間かけて市内まで来た道を戻る一行。
日本まで2時間で帰れるんだけどね。


唐突にスペーシなバスの車内。


ホテルはハイヤット…じゃなかった。
それでもマイタイ片手にすっかりエンジョイなレオくん!


この旅最後のディナーはハンバーグ。初の洋食in KOREA!


ということで夜の街を散策。ちょっと新橋的な駅前の飲屋街。
日本語は当然のこと、英語もほとんどなくてなんだかわからず。
怪しい路地に吸い込まれて行く福家さん。


ちっちゃい路線バスがかわいい。


腹黒そうなウサギ。


オープンエアーなチキン屋さんで、少ないボキャブラリーを駆使して
「メクチュセッケ ジュセヨ(ビール3つください。)」
とお願いしてチキンを食べずに一杯やって帰りました。

ふう、大変だったけどこれはこれはおもしろかったかな。
これをタナボタととるか、被害を被ったととるか
人の価値観の多様性について考えさせられました。
みんなのアッパーなマインドに救われたよ!
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